GOD AND GOLEM, Inc. (はてなダイアリー倉庫版)

2007-2012まで運用していた旧はてなダイアリーの倉庫です。新規記事の投稿は滅多に行いません。

月夜埜綺譚オンライン・セッション「カメラ・オブスクラ」(ゲーム終了後の感想戦,編集版)

 2007年09月22日にIRCチャットでプレイしたインディーズ・ロールプレイング・ゲーム『月夜埜綺譚』RPGのオンラインセッション、その後の感想戦です。*1

 本編はこちらになります。

■2007.09.22「カメラ・オブスクラ」前編
http://d.hatena.ne.jp/gginc/20070924/1190583159
■2007.09.22「カメラ・オブスクラ」中編
http://d.hatena.ne.jp/gginc/20070925/1190728023
■2007.09.22「カメラ・オブスクラ」後編
http://d.hatena.ne.jp/gginc/20070929/1191028609

 MVP選定と感想戦があります。軽い気持ちでお読みください。


■終了後その1,後日談演出パートA

GM:お疲れ様です。
風祭:後日談、ちょびっとだけやっていい?
GM:いいですよー。
風祭:この結末をブログにアップした右京であったが、普段の彼の持ち味とあまりにもかけ離れていたため、いったん盛り上がったブログも数ヶ月で飽きられ閲覧数が急降下。もとの法螺吹き系ダメダメオカルトブログに戻ったとさ。どっとはらい
星野:嫌にリアルですねえ(笑)
風祭:こうしとかないと、次に使いづらいし、ねw
シバサキ:あらら(笑)。大丈夫、オレは毎回ブクマしてる(笑)がんばれオタリーマン(笑)
風祭:おうさ!←オタリーマン
シバサキ:でも街の英雄にはなったと思う、かな。出版の話もあるっぽいし。
GM:あはは。
相沢:ではそろそろ落ちますちょっと所用で。お疲れ様でした。
風祭:はーい。また遊んでくださいね
GM:うぃです。遅くまですみませんでした。
シバサキ:はい、ではでは。
星野:お疲れ様でした!
GM:お疲れです。

*** aizawa has left IRC("Leaving..")

高橋:(かざねさん含めて)MVP発表の話が出来なかったのは残念。
はるを:ですね。
はるを:ちょっと時間を一時間ほどオーバーしてしまいました。まだまだircセッションの道は深い…。
高橋:あ、なるほど。
ダース:あらま。なぜか16時終了と誤解してました
はるを:ともあれ残っている方だけでもMVPやりましょう。
高橋:了解です。マスターに投げていいんですよね?
はるを:(かざねさんが16時までだったので、15時に終わらせる予定だったのです。)
はるを:はい。プライベートチャンネルでお願いします。
ダース:はい←MVPのルールをまだ読んでいないw


★月夜埜綺譚〈運用〉コラム31:MVP投票とその発表
 最後に、「セッション中、もっとも優れた活躍をしたプレーヤー」にMVP投票をする。
 これはプレーヤー同士の相互評価を促進すると同時に、『月夜埜綺譚』のセッションをよりよいものにするためのほどよい緊張感を与えるために導入されたものでもある(ほかにもあるかもしれないが、とりあえずこの2つが考えられる)。
 対面でセッションする場合は紙で伏せてGMに渡す。IRCなど、チャットの場合は、ゲームマスターにプライベートにこっそり教える。そうしてめでたく開票というわけである。
 ちなみにMVP投票を貰ったぶんは、追加で【x点】の経験点を得る。

■終了後その2,MVP投票および感想戦


はるを:誰か一人を投票してください。理由は言っても言わなくてもいいです。一人一票です。というわけで
はるを:1位は同立タイで、高橋さんとダースさんになりました! 2票ずつです〜。あとは得票はありません。
ダース:おわ!?
星野:パチパチパチ
はるを:おめでとうございます。ちなみに票は、点数や順位に関係なく、経験点となります。
高橋:ありがとーございます。もち私はダースさんに投票。(自分には投票できない(笑))
はるを:セッションの経験点は、【10点】とします。
ダース:ありがとうございます、ってか俺? これもブログにアップしなければw
高橋:最後のブログ使った街系な行動宣言が、ゲームの狙いを完璧に再現してたんですよ。
はるを:そうそう。あれは、決めでしたね。
高橋:あれが初験でできるのはやっぱり素晴らしいです。
ふうる:ですね。
ダース:ほうほう。そーでしたか。えへへ。なんか大変嬉しいです(笑顔)
はるを:プレイヤー同士の勝負、的には、あれを誰がやるかが勝敗なのですよ(極言)。月夜埜綺譚は、最終的にはPCが状況を支配できるので、状況をどう支配するかが行動の決め手なのですね。(まあそのぶん、コミュニティは、キャンペーンプレイではたいへん回復しないリソースになっていますが)
高橋:そうそう。「街の人をどう動員するか」ですね(笑)街レベルのメディア・パワーをどう握るか。コミュニティがコネクションよりやたら使いでのあるのもうなずける。
ダース:なるほどなるほど。
高橋:(あ、そういえば自分、メディアの技能値さいごにゼロにしとる!)
はるを:(一時的喪失だ!(笑))
高橋:「プロの道がー!」(笑)まあいいや。その回復のためのオチはちゃんと用意しております。一応振っておきます?(笑)
はるを:それより、キャンペーンルールだと、職場か職場系が0でゲームを閉じると、ゲーム後に下がってしまうので、インターセッションで必ず回復しないと。
ダース:俺もネットワーク0になっています。アクセス禁止でもくらったかなw
高橋:じゃ、一時的喪失ロールののち、経験点使って回復だ。今回は一時的喪失ロールを振り忘れてしまった。
はるを:1残ってればいいのですけどね。

■終了後その3,月夜埜綺譚の〈ゲーム性〉とは何か?

ダース:自分の行動の良さはイマイチわからないけど、このゲーム、かなり面白いですね!
高橋:面白いですよねー。私も出会ってから激ハマリです。
高橋:ちなみにどんなところが面白かったですか? >ダースさん
はるを:あ、それ聞きたいです。
高橋:最近「どういう風に月夜埜を誉めればみんなやってくれるか」を私、真剣に考えてまして(笑)
ダース:えーと、1つはどこでレイズしてやろうかと勝負どころを探る面白さ。
高橋:ふむふむ。
ダース:もうひとつは、物語の持つムードが、なんというか、大人の鑑賞に堪えるものだと感じました。
高橋:おおー。それは確かに、自分も思いますよ。定年前のおじさんが出てきて泣けるTRPGができるのは月夜埜くらいしか……(笑)もちろんゲーム的に。
ダース:あ、それとね。仕事場に縛られるせせこましさと、屁理屈で行動を仕事にしちゃう面白さも好きだなー。
はるを:(びしっ! そこ売りです!)
高橋:(笑)。戦闘系より、主婦やサラリーマンの方が強いのは、その辺もありますよね。いいわけするだけの状況が与えられるから、「いいわけ」さえ立てばなんでもできちゃうという。屁理屈立てるのがすでにゲーム。
ダース:そうそうw むしろ、屁理屈を立てたくてプレイしちゃいそうなw
高橋:カレンダーの行動制限は、「ゲームを面白くする」制限なんですよね。
ダース:なるほど、相撲の土俵といっしょですね。
高橋:そうですそうです。だから、むやみに自由を求めて暇な定年老人をプレイする方が、面白くなかったりする。定年老人も、うまくやれば面白いみたいですけど、今度やってみたいな。
ダース:これ、もっと多くの人に教えなくちゃいかんですよ。
高橋:でしょう!(笑)
ダース:布教しなきゃ!w
高橋:ぜひ!(<スタッフじゃないのに(笑))
ふうる:いや、布教も重要なスタッフの活動です。
はるを:ふっふっふっふ。
高橋:今回は今後のマスターリング方法も考えながらやってたので、大変勉強になりました。
ダース:とりあえず、できることからしていくために、今日のログを公開したいんですが、許可していただけますか?>ALL
はるを:いいですよー。
高橋:私もまったく問題ないですよ。
ダース:あ、ふうるさん、ログ公開OK?
ふうる:オッケーですよ

■終了後その4.後日談パートB

高橋:あ、ついでに。テーマソングを5分でつくりましたので
はるを:作ったのか(笑)
高橋:後で公開します。
ダース:な、なんだってーー!?
高橋:ひどくスガシカオ的な語彙で。
ふうる:さすがミュージシャン!
ダース:すげえ!
高橋:じゃ、ここに1行ずつ。
ダース:ついにCD制作しましたかw
高橋:エピローグ用に作ろっかなーと思ってたら思いのほか早くできたw
高橋:たぶん、歌詞がどぎつくて売れないと思う。
高橋:***

■EDテーマ シバサキヨウ「カメラ・オブスクラ」


 ねぇ こないだ3丁目の通りの曲がり角で
 築30年のボロけたビルをみつけたんだ
 錆びた釘のついたドアに手を触れると
 むこうがわの埃のニオイが鼻をついた

 ねぇ 君がこうして眠っているあいだに
 ぼくの中で何が起きようとしているか
 ほんとうにわかってる?

 階段に投げ捨てられた赤いヒール
 屋上からみえるたくさんの放熱器
 ここから見えるむこうのビルの屋上から
 こないだ誰かが飛び降りて亡くなったらしい

 あしたのことを一生懸命考えてみるけど
 今日と昨日の境目ばかり胸にこびりつく
 クラヤミの中で遠くをじっと見つめれば
 ぼくの心に何か写しとれるかな

 カメラ・オブスクラ

高橋:***

高橋:以上。うーん、スガ節全開。ちなみにサウンドはどファンクです。
ふうる:おお!街系な歌ですね。確かにスガ節全開ですが..
ダース:いいねえ、うん、いい!
高橋:「日本のプリンスだ!」とかいってバラードじゃない方をA面にしたら、売れなかったというオチがついて終わります(爆笑)
ダース:その顛末も含めて、ブログにアップだ!w
ダース:あ、プロの作品だと、著作権周りが面倒になるのかな?
高橋:ん、プロ作品といいますと。
ダース:だって、シバサキはプロじゃないですかw
ふうる:本人の許可が出れば、メーカーやじゃすらっくは黙認します。
ダース:あ、そうなんだ。じゃあ、めいっぱい黙認してもらおう!w
高橋:ああ、なるほど。いや、歌詞位は大丈夫。うちのプロダクションは歌詞公開禁止に奔走するほど儲かってない(笑)
はるを:しかしすごいなあ。
高橋:ついに月夜埜世界に街系ミュージシャンを爆誕させてしまった……楽しすぎる。
ふうる:爆誕(笑)イラスト描きますよ!(笑。でもかなりマジ)
ダース:おお、ジャケ写の心配もなしだ!w
ダース:暴れまくって公式NPCを狙え!w
高橋:スガ→月夜埜→シバサキ というシミュラークルの連続。
はるを:本当に、シミュラクルの連続だ(笑)
高橋:あ、グラサンの目の細い巻き髪のお兄さんでよろしく。
高橋:ハチクロの真山(スガシカオがモデル)がもうちょっとスレた感じで。
高橋:でも、他のTRPGじゃスガシカオ的ミュージシャン遊んでもゲーム的に成立しないんだよ! 月夜埜だからゲームになるんだよ!(笑)
ダース:そりゃ、そうですよねw こういうTRPGがなかったのがおかしいんだ、って気がします。プレイしてみると。
高橋:この「才能はあるけど、まあ、リアリズムで考えるとどこにでも居そうな人々」がちゃんと英雄になれるから凄いんですよね。
ダース:そうだよね。本当の等身大ヒーローの物語だ。
高橋:1レイズから2レイズへの飛躍が、システム的には秘密だと睨んでいます。
はるを:まさしく、こういうのがなかったので作ったのですけどね。あったら、それで遊んだ(笑)
高橋:極端な話、戦闘なくても面白いですよね。戦闘やってもかなり面白いですけど。
はるを:ただ戦闘はルール運用の知識が結構いりますからね。
はるを:3D6の分布とか、身体化していた方がいいし。割とハードルは高い。でも、非戦闘要員をかばいながらのガチ戦闘は、燃えます。
高橋:+3/−4の使い方は肝ですね。
高橋:12、15、19、23の数字はマスター用のマジックナンバーとして覚えていたほうがよさそう。
はるを:まあそうですね。
ダース:あ、はるをさん、今回のシナリオの装置がどんな風に作られていて、どんな風に動作したのか、種明かしをお願いしていいですか?←ちょっとシナリオを作りたくなってきたお調子乗りw
はるを:えーっと、それは長々とやりたいので、ちょっと外出しなければならない用事があるので、夜か明日にでも。
ダース:了解!
はるを:呼んでくれれば、IRCだったらいつでもこれますので。
ダース:では、今度遊ぶ時もきっと誘ってくださいね。
はるを:ですね。
はるを:いろんなところで通知は撃ちますので。
ダース:よい夢を。
はるを:よいゲームを。


(以上)

*1:「同人」と書いたとたんにスパム・トラックバックが尽くようになったので「インディーズ」としました。