『影牢II』
1作目の『刻命館』、2作目の『影牢』と来て、これが第3作になるのかしら。
私は2作目だけを適当にやって未完のまま放っています。
最初の方だけしかやっていませんが、カメラアングルが少し面倒。マップに慣れたらかなり面白いのかもしれませんが、単なる倒しゲーにならないようコンボやりこみに精を出すためのフックが少し弱い感がある。3Dが肝のゲームは、カメラワークがショボいと途端にやる気がなくなる(ワンダでもそういう瞬間はたまにあったが、それでも優秀な方だった)。
それと、主人公が姫様らしいのだけれど、まるで西洋版くの一のような変な格好で「しおらしいお嬢様」を演じているのが最初から違和感があってやや興ざめだったというのもある。
それでも、昔からこの「罠(のようなもの)を設置して、さまざまな属性のキャラを建築物内で屠っていく」という構図それ自体は好きなのである。となると、もう少し良い料理の仕方があるんじゃないかとさえ思う。
たとえば、ボードゲームでこのゲームの面白さってどういう風に再現可能なのだろうか。3次元にするか、2次元(単なる平面マップ)にするかによっても違うだろうけれど。『影牢』というゲームブランドは完成しているかもしれないが、影牢的なものはまだまだ再考の余地があるように思う。
影牢II -Dark illusion- PlayStation 2 the Best
- 出版社/メーカー: テクモ
- 発売日: 2008/12/18
- メディア: Video Game
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