080220_ゆるふわ愛され社会学
「社会学教養で、男を誘惑する10の方法を大特集」
1．儀礼的無関心を装って、好奇の視線をそのままゆっくりと表層的アプローチしちゃえ！*1
2．功利主義を口にくわえてさりげなく愚行権に落としちゃえ！ 男の子が「バーリン！」って言ったら、積極的自由でもってキスしちゃおう！! *2
3．男の子と二人っきりになったら、「○○くんってオートポイエティックに閉じてるよね」って言って構造機能主義をかぷっと食べてしまおう。「公共圏！」と言う前に、男の子は自然と自己創出したくなっちゃう。*3
4．男の子にフーコーの読ませすぎは注意！ 自分のセクシュアリティを歴史的に相対化してしまうから。程よい量だったら問題なし。むしろ、生殖行為の社会的管理について一緒に考えてくれるかも（笑）*4
5．彼氏が史的唯物論に囚われすぎていると感じる貴方は、マックス・ウェーバーにチャレンジしてみよう。 部屋の中で二人っきりのときに、すっと立ち上がって『プロ倫』をめくりあげれば、彼氏はその瞬間に「カリスマ的支配」を（照）*5
6．重回帰分析は少しだけエロ可愛くいってみよう！ 例えば、分析結果の最後に「今日は名義尺度データにダミー変数を導入して待ってます」とか。これで男の子は貴方の信頼性にドキドキ！*6
7．郊外で二人っきりになったらさり気なく都市の悪所にタッチしよう。そのときに、「多文化主義だからごめん」って照れた顔すれば、バッチグー！*7
8．雨の日は、わざとデータを示さずに参与観察で出ちゃえ！ そして、レヴィ＝ストロースで構造が透けちゃえば、悲しき熱帯！ 男の子はトロブリアンドの貨幣経済にドキドキしまくり！*8
9．ここまで、さり気なくやってもその気にならない男には、真っ正面からぶつかるかしかない！ 夜のアサイレムで振り向きざまに「○○、相互行為しよ！」 これで男は撃沈！*9
10．１〜９をやってもその気にならない男も、社会学者である可能性があります。仲良くしていきましょう。でもできるなら、方法論的全体主義あたりは理解してもらいましょう。*10
